書き始めて、もうそろそろ1年近くになります。
西日本新聞の北九州版『てくてく北九州』。
隔週の第1・3日曜日に発行されるミニコミ誌のような存在です。
わたしが北九州ライターズネットワークに加えていただいてからのご縁です。
地域に根差した情報をお届けするのが使命。
これまで地元ネタを小さくても新聞に書いたことがなかったので、いつもとても新鮮な気持ちでときどきですが書いています。
街角のイベントや展覧会などの、いわゆる街ネタ。
先日は、夏の終わりのコンサートに出かけていきました。
響ホールは地元のコンサートホールなのに、なぜか行ったことがありませんでした。
そんなものでしょうね。
家族的なホールだな。というのが第一印象でした。
親近感がわくほど、いい距離感で設えてあるようですね。
たまたま聴いたコンサートの内容にもよるのかもしれませんが。
北九州市少年少女合唱団のサマーコンサートは、心が洗われる歌声でした。
ステージ上の子どもたちは一生懸命謳っていたし、先生たちも楽しそうだった。
裏方はとても大変だったと思いますが、きっと皆さん精一杯がんばっていらしたのだと思います。
観客席もホールのなにもかもが温かい空気に包まれていました。
だから、取材とはいえ、わたしもとっても幸せな音を浴びていました。
北九州市少年少女合唱団はいま総勢100名ほどになるそうです。
たまたまホールロビーに居合わせた(私より明らかに)若いお父さんは、
幼女をあやしていました。
きっとお子さんが壇上にいるのだろうなと思って声をかけたら、
とても快くインタビューに応じてくださいました。
歌の好きな女の子が、とってもキラキラ楽しそうに合唱団に通っていること、
先生方がとても熱心に教えてくださっていること、
あいさつや先輩後輩といった礼儀も、
たぶん人生初の社会生活としてお友だちと一生懸命学んでいること等々、
家族もいっしょに成長していることを楽しげに話してくださいました。
きっと、合唱団のスタッフと団員のお子さんたちの家族とが
皆さん一様に子どもの成長を歌をとおして温かく見守っているのだなと思いました。
会場の拍手はどこまでも温かくホールを包んでいましたよ。
あの場所に居合わせた自分はラッキーでした。
「北九州市少年少女合唱団」は随時団員募集中だそうです。
そうそう、記事には愛らしい振付で歌われた昭和のヒット曲『黒猫のタンゴ』の
一枚を掲載してもらいました。
先生の手も可愛いでしょ?
懐かしい昭和の歌をちらほら入れてる先生方のセンスもいいなと思いましたよ。
また聴きに行きたいです♪
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