前回のブログ「X-E1ナイトストリートフォトに挑戦♪(1)」の続きです。
FUJIFILM主催のこのセミナー参加者のうち、すでにFUJIFILMのXシリーズを持っている方は数人。
説明が始まると、貸し出されたX-E1を手にワクワクした空気が教室を包んでいました。
X-E1の特徴とナイトストリート向け設定とは?
セミナーでは、まず「X-E1設定のポイント」というレジュメを配布。
街へ繰り出す前に、1時間弱ほどかけてナイトストリートで快適に撮影できるよう、ひとつひとつ丁寧に設定方法と説明が始まりました。
・まず、ISOはAUTO6400。
・ダイナミックレンジは100。
・ホワイトバランスは、オートではなく、「晴天」の晴れマークに。
・フォーカスモードの選択と移動も忘れずに
・露出補正は簡単にダイヤルをクリクリ
・マナーモードも忘れずに。
その他、撮影メニューは「Q」ボタンでナイト撮影用に簡単設定。
このQボタンの設定が、ほんとに素人には分かりやすかった。
特に、夜間撮影なので、ファインダーと液晶モニターの切り替えや、
撮影マナーをきちんと解説していただけたのは、
街歩きを楽しむ人々のなかに飛び込む私たちにとって、
至極当たり前のことながら大変ありがたい忠告でした。
えーっと・・・ほかの細かい設定はぼやぁっとしてるので割愛しますw
自分が撮りたいものを再現
私がむらい先生の考え方に好感をもったのは、「JPEGデータにしましょう」。
撮った画像をあとでいじるのではなく、自分の目で感じた画像をそのまま楽しみましょうってところ。
私も画像をいじることはほとんどせず、撮りっぱなしが好きです。
自分が気に入った画をそのまま撮って残したいのです。
そもそも私よりカメラのほうが先にいろいろと調整してくれてますしねw
また、あとでプリントアウトするので、トリミングなしでOKの画像を求められました。
たしかにトリミングする時間なんかないなぁと思いながら、ということは結構ハードルが高いなぁとw
仕事柄、デザイナーさん任せじゃなくて自分も画像を少しいじることがあるので、
幅を持たせて映すことがいつの間にか普通になっていました。はたしてできるのか?
さらに、先生が力説したX-E1による黒の階調やボケ足の美しさを自分で堪能できるのか??
福岡の夜は遅い!
ていねいな解説に時間を費やすのには理由がありました。
東京より日暮れが1時間ほど遅いことに、前日入りした先生たちはビックリしたそうです。
撮影開始したい6時はまだまだ明るく、6時半でも博多はまだ薄暮。
では、「マジックアワーを楽しみましょう♪」と外に出ても、夜間とは言わないよなぁという明るさでしたw
心を開放して撮る楽しさ
あっという間の1時間半でした。
ワイワイガヤガヤ、クルマに敷かれそうになると、FUJIFILM担当者さんたちが「危ないですよー」と叫ぶw
「海のほうへ行きましょう♪」と引率されるので皆で「?」となったら、看板に「海」の文字で爆笑。
蕎麦屋の前で、「時代劇みたいだー」と4~5人で固まってセピアやモノクロ撮影していたら、お客さんがでてきて「ゴメンナサイッ」。
先生の手で作ったハートの真ん中にタマボケの月を映して「かーわーいーいー」w
綺麗なだけじゃない写真を撮る楽しさも教えてもらえてハッピー♪
久しぶりに自分の気持ちに忠実にシャッターを切る開放感を味わえました。
何も考えずに撮った画像ほど、出来がいいようなのでw
同じ開放感を味わっていたからか、初めて会うセミナーの方々とおしゃべりも弾みましたよ。
そうして、西鉄グランドホテルのそばのキタムラで一人2枚ずつプリントアウト。
出発地点の店に戻ったときは20時近くになっていました。
戻った教室ではケーキセットをまずいただいて、はしゃいで乾いた喉を潤し、小腹を満たし、講評が始まりました。
プリントアウトした2枚のうち、1枚を提出し、先生に講評していただく。
バラバラの個性を楽しみました。
もう1週間が経ちましたが、まだマイカメラとの違いをそれほど把握していません。
単純に、ズームイン・アウトできないから、「自分で寄って引いてくださいね!」??
わたしが寄ってくのね?? 引くのね???
そこからでしたからw
大好きな写真は必ずプリントしよう!
最後に。
自分が気に入った写真は必ずプリントアウトしよう!!
と、思いました。
自分が液晶モニターでいいと思っても、
プリントすると「あれ?」となるのもあれば、
プリントしたほうが「いいじゃん♪」となるのもあり、ずいぶん違うんだなぁと改めて思いました。
たとえば、今回の1枚として講評いただいた自転車の写真(下)など。
しかも、FUJIFILMさんですから、FUJIカラーです。
セミナーは、「銀塩プリントのオススメ!」で終わりました。
インクジェットよりも銀塩のほうが高品質で保存性も高くてコストパフォーマンスが高い。
たしかに、A4版でプリントした自分の写真は大切な想い出の一品として色褪せることもなさそうです。
これまでデータだけ保存してた写真も改めて見直し、プリントしようと考えています。
セミナーを開催するということ
セミナーは購買に直結する販促活動の一環なので、その会社のスタイルや社風が見え隠れします。
たとえば、レンズを交換しようかなぁと思ったけど(奥ゆかしいのでw)言い出せず。
あそこでレンズを変えてたら、きっともっと面白かっただろうなぁと思った場所もあったのですが、そのあたりを言い出せるかどうか。感知するか否か。
セミナー開催の告知段階で、購買に結びつく客層を惹きつけられる要素をどの程度提示できるかというのも、かなり絞り込む余地があるのかもとも思いました。生意気でスミマセン。
そんなふうにセミナーなどに参加するといろいろなことが気になるのですが、今回は途中から気にならなくなり、しっかり楽しませていただきました。
ということは、カメラがいいってこと?
いえ、それだけじゃなくてロケハンなど事前準備も成功していたんじゃないかと。
ただ、福岡の日没が東京よりも1時間遅いっていうのが残念でしたねw
先生、担当者の皆さま、一緒にセミナーに参加した方々に、感謝感謝です。
ありがとうございました!!
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