夏の甲子園初出場おめでとう！

子どもの頃から頑張って目指した夢が叶うのは本当に嬉しいですね。

 

そのなかでも、甲子園というのは特別な存在だと思います。

 

件の彼を知ったのは、まだ私が東京で暮らしていた十年ほど前。

 

細くて小柄な甥っ子とは反対の、

ガタイがよくて面白くて少々おませなしっかり者の小学低学年生。

 

ナニがどうしてそうなったのか分かりませんが、

自分の言動のひとつ一つに必ず理由をつけて説明するような子でした。

 

初めて会ったときも、彼は口癖の「なぜならば、・・・」を連発。

 

私は、即「ナゼナラバ」と仇名を付け、彼のファンになりました。

 

甥っ子家族と私のなかでは、彼はずっと人気者でした。

 

そして月日は流れ、私はUターンし、彼らは別々の高校に進み、

「ナゼナラバ」が野球を続けて頑張っていることだけは聞いていました。

 

だから、初出場の一報を聞いたときの嬉しさといったら！

 

甥っ子たちの少年野球チームも、

全国津々浦々のお母さんたちお父さんたちと同じように、

献身的なサポートに支えられていました。

 

早朝から手分けして彼らを練習場や試合場へ運び、

夏は大量の冷たい飲み物をつくり、

冬は河原沿いで寒風吹きすさぶなか暖をとりながら見守り、

腹が減っては戦ができぬとばかりに朝から大量のおにぎりを握る。

 

いま現在も、この酷暑のなか野球だけではなく、さまざまなスポーツで

同じような光景が繰り広げられているでしょう。

 

いえ、スポーツに限りませんよね。

 

応援するほうも、けっこう頑張ってるんですよね！

 

 

あー　応援に向かうフェリーでやった枕投げが懐かしい。

 

汗と涙と友情？　

 

頑張ってね！

 

「ナゼナラバ」！！

 

青春だー