第5回セキュリティさくら(一周年)~熊本情報セキュリティ勉強会~に参加してきました。
久しぶりの熊本は、やっぱり暑かった。
で、熱かった勉強会の活動情報は下記のとおり。
[120825] 熊本情報セキュリティ勉強会「セキュリティさくら」
技術的なことに関しての感想は素人の私が書くまでもない。
けど、そういうわけにもいかないので、ちらっとだけ書き留めておきますw
辻伸弘氏による「WHAT IS ANONYMOUS」。
昨今のニュースで一般ピーポーにもお馴染みになってしまったアノニマスについて、
その起源から派生段階?を経た仮面群のいまを辻さんが紐解いてみせたわけです。
TVやネットで取り沙汰されている話題だし、
「で、(狙われるような大手企業でもないけど一般的な対処法としては)
結局どーなのよ」というのが素人の気持ちです(たぶん)。
そこは、ズバリ「これまでのセキュリティ対策のやるべきことをきちんとや
っていれば、怖がることはない」。
むしろ、「だから、いま”さらに斯く斯く然々の対処法が必要なのです”と
いう、詐欺まがいの便乗商法には乗るべきじゃない」。
次回があるのならば、私が仕事柄気になるマスコミで引っ張りだこの辻さんが、
インタビューや取材を通じて感じていることをもっと聞きたいと思いました。
(それは、懇親会で聞いてもいんじゃね?という声もあるでしょうがw)
辻さんと他の登壇者との掛け合い(✕漫才)で引き出される、
ナマのつぶやきが聞きたいわけですw
パネルディスカッションとは違う、鼎談のようなものを期待したい。
もう一つの講演は、新井悠氏による「俺ってそんなにシェルコードばっかり見てるイメージある?それどこ情報?どこ情報よー?」。
地獄のミサワが出没するスライドのほとんどを埋めたコードは、
私にとってはハムラビ法典のようなものにしか見えず(解けなかったら獄門的な)、
さーっぱり分かりませんでした。
が、一つ気になったこと。
「蓋然性」という文章用語が当然の流れで使われていたのは、業界用語に匹敵する特徴かなと思いました。
私が世間知らずなだけかもしれないけどw
※「蓋然性」と「可能性」の違い
ライトニングトークに登場した前田典彦氏と、吉井和明氏の話はもっと聞きたかった。
やむをえないとはいえ、時間が足りませんでしたね。
私にもう少し広い知見があれば、前田さんの話はもっと面白かっただろうにと思いましたし、大分は日田が拠点の吉井弁護士の話は今後も聞ける機会が増えそうなので楽しみです。
今日明日でにも自分に降りかかるかもしれない個人情報保護対策など情報セキュリティの法的問題点については、業界を問わず話を聞きたい人はきっと多いと思います。
長崎の勉強会で頑張ってる若者たちの話には、明るい未来が見えました。
頑張ってほしいものです(親的発想)。
最後に登場した高校生には、頬が緩んでしまいました。
(可愛かったわぁ。神木隆之介かと思ったw)
彼がこの夏に参加した「セキュリティ・キャンプ2012」のレポート。
実に愉快爽快。
私は終始笑い転げてました。
熱いキャンプの道のりを10分程度に手際よくまとめたスライドの1枚毎に爆笑を誘って会場を味方につけていたのは大物の予感ですねぇw
イジメ問題が取り沙汰されたこの夏、こんな子が真っ当な人にスクスク育ってほしい。
周りのオトナも頑張らなきゃねと思った次第です。
で、どうせなら、彼が参加したキャンプの主催側の園田先生も登壇いただいて、
彼をいたぶって、いや可愛がった様子等もあわせて紹介してもらえば
もっと面白さも増しただろうにと思うけど、それは次の機会にということでしょうか。
と、こんなセキュリティの勉強会に参加して一年が経ちます。
やはりというかなんというか、いまだ分からないことだらけです。
今回も、やっぱりさっぱり分からないことが多かった。
それでも、きっとまたノコノコ出かけて行くのだろうと思っています。
なぜでしょうね。自分でも分かりませんw
おっと。ひとつ、今後の展開について。
女性の参加がもう少し増えると、もっと面白くなるでしょうね。
IT業界にも女性は多いと思われますが、勉強会にはまだまだ少ないようですね。
私のようなドがつく素人でも興味深い話がてんこ盛りなのですから、
どんどんお誘いすればいいのにと思います。
休憩時間に、あんなにスイーツが振舞われる勉強会なんて見たことないですしw
兎にも角にも、勉強会を運営されてる方に感謝します。
もちろん講師陣にも感謝!
参加させていただいて本当にありがとうございます!
面白かった!!
コメントをお書きください