初めてのプロレス観戦。
数日前のTV番組で、坂口憲二が父・坂口征二のことを話していた。
往年のプロレス番組が蘇る。
と思ってたが、違った。
「最強九州男児決定トーナメント」を開催した九州プロレスは、
予想以上におもしろかったー!!
最後の試合まで笑い、感心しどおしだった。
3試合目あたりで、思い出した。
劇団☆新感線と吉本新喜劇だ!!
大音量で煽る。
それぞれのプロレスラーのキャラに合わせたテーマソングが楽しい。
試合の合い間の映像も、映画のCMのよう。
練りに練った演出で充分楽しんだ。
何度も大笑いしてヨジレる私の姿に、後ろの家族のオチビちゃんが、
「え?なになに??なにが???」と訊ねてお父さんを困らせてた。
幼子を連れた家族も多かったので、幼い声援が耳に残って妙に可笑しい。
リングネーム「台風」に「台風ガンバレー!」の幼い声援。
対する藤田ミノルが「それはオカシイだろ??」の反撃も虚しい(爆)
がばいじいちゃんにいたっては、昔の木村進か間寛平を彷彿とさせる軽業。
(古すぎる例え?)
それもこれも、鍛錬した肉体があってこそなのだけど。
「子供に見せても安心の九州プロレスです」と、
めんたい☆キッドさんも話してたとおり。
笑いのセンスあり、身体能力の高さも想像以上。
勝負の行方は、九州プロレスのブログをご覧ください。
実は、試合当日は昼前から冷たい小雨。
にもかかわらず、滑り込んだ会場は舞台前方の端しか席が空いてなかった。
でも、それでよかった。身体がぶつかりあう音まで充分に楽しめたから。
ラストに登場しためんたい☆キッドさんはもちろん勝った。
ぜひとも優勝して欲しいな。
帰路、わたしはとても感動していた。
予想以上に面白かったということにではない。
本気で頑張っている人たちの気持ちは、ビシバシ伝わるものなのだ。
本気のエンターテイメントは、観客を幸せにする。
九州プロレスの本気は、あの会場にいた人たちを幸せにしていた。
寒い冬の夜、親子の夕飯時の会話はきっとハッピーだったに違いない。
九州プロレスさん、もっともっと鍛えあげて、もっともっと北九州に元気をください♪
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