毎年のように「今年こそは」といいつつ、なにやかやと行けません。
今年も行けなくて、当日の夕方のニュースなどで知った不甲斐なさ。
「みあれ祭」は、宗像大社の三姉妹が一年に一度だけ船で行き来して会うという、それだけならば優雅に聞こえる話なのですが、実際には島の漁師たちが何十船も勇壮に海上パレードする、それはそれは見応えのあるお祭りなのです。
毎年、マスコミの空撮でしか見たことないのですが(笑)
いつもお世話になっている漁師さんたちが、とーっても格好よくて惚れ直すほどだそうです。
おじさんも、「一度は観とかなね」と言います。
平成21年1月5日、この「宗像・沖ノ島と関連遺産群」が世界遺産暫定リストに記載されたこともあり、今年は久方ぶりに大掛かりな陸上神幸が復活していました。
大島の中津宮は、宗像大社三姉妹の次女の湍津姫神(たぎつひめのかみ)が祀られており、信心深い島の人たちはよく参っています。
そんな賑やかなお祭りが終わった秋の空、村はいつもののどかさでした。
ピーヒョロロロロロピーヒョロロロロロ・・・
とんびの少し高い笛を転がすような声が家の中、山の中、どこにいても聞こえてきます。
そうして海の幸を文字どおり鱈腹いただいて、ぼぉっとしていれば心にも身体にも栄養が染みわたります。
ここで心を洗濯しているんですね。
帰路は、おじさんの家からつつつっと坂を下りた海辺の夢の小夜島へ。
向こうに広がる海を眺め、松ボックリがゴロゴロ転がる海岸沿いを歩いて港へ戻ります。
マラソンランナーのほうが早いような車に追い越されながら。
ふと、写真のような赤いブイの横の看板に目が止まりました。
こんなの聞いたことない(笑)
でも、もっと驚いたのは「宗像市の大島は七夕伝説発祥の地」!?
そういえば、8月7日あたりの七夕祭は昔ながらのカラフルな村祭りだったなと。。。
あまりに普通に過ごしすぎて聞きそびれていました。
おじさんの武勇伝くらいしか覚えてない(笑)
次は、のんびりそのへんを聞いてこようと思っています。
ピチピチのお刺身を食べてばかりじゃなくて。
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